以前はコピー機器の販売を行っていましたが、SDGSやペーパーレス化、コロナ禍、非接触の推進など急速な時代の変化を感じるようになり、「このままではあかん、何か考えなければ！」そう思うようになっていました。

　私は、以前から日本の食料自給率が低いことや安心安全な食べ物がどんどん減っていること、戦前にはなかった難病やガンの発生が増加していることは、「食」とは無関係ではないように思っていました。

　自分で作れば安心安全な食べ物は手に入る・・・農業に興味を持ち始めていたころ、AIを駆使した大量生産のトマト作りの話を聞く機会がありました。AIで自動管理するから誰でも作れると言う話でした。
AI管理なら自分でもできるのではないか？揺らぐ気持ちがありました。

　農業について自分なりに情報収集をしていた時、あるトマト農家の人と出会いました。
そこで食べさせてもらったトマトの味に私は大変な衝撃を受けたのです。
「何これ？トマト？」
とても甘くて、トマトの味が濃く旨みが凝縮されていました。 今まで食べてきたトマトとは全く違う！
これまでの常識を覆すくらい の感動がありました。 まさに運命の出会いと言えるでしょう。
コンピューターでは季節の変化や湿度温度はわかっても、その時のトマトの状態に合わせたベストな選択は出来ないと言われました。AIを使えば簡単に何でもできると思っていたけど違っていたのです。
本当に美味しいトマトを作るには愚直なばかりにトマトと向き合わないとトマトの本当の状態がわからないことを知りました。

　このトマトを作りたいと心から思ったのでした。
このトマトを作って家族に子供に友達に食べてもらいたいと思うようになりました。
その時点で大量に作れるトマトではない、自信を持ってうまい！と言わせる美味しいトマトを作りたい！と

目標がガラッと変わりました。

そしてトマトと向き合う決心をしたのです。
あれから9年、目指すは日本一のトマト

もりゑが目指すのは「日本一のトマト」です。
精一杯気持ちを込めて日本一を目指すチームが一丸となって最高のトマト作りに励んでいます。
直売所でご購入下さるお客様にもリピーター様が増え「トマトが好きになった」
「このトマトはあの美味しいヤツ？と孫が言ってくれるので鼻が高い」など励みになる感想を頂けるようになりました。
一度ご賞味下さい。